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夢から覚めた時
 

8月30日の午後9時20分、関西空港からミラノ経由で無事、ローマのフィウミチーノ空港へ到着。
 毎回、約12時間の飛行時間は一睡もできない私たちだが、確実に子供たちの成長と共に里帰りの往復のストレスは徐々に軽くなってきている。
 毎回の飛行でハプニングやアクシデントがなにかしら起こる。昨年の夏は、私のスーツケースが一ヵ月出てこず、結局イタリアへ帰る2日前に手元に届いたり、今年も懲りずに賭けのつもりでスーツケースに生ものを入れて帰国するや、これも二日後に手元に届き、生ものはゴミ箱行きとなった。(涙)
 ここで、「イタリアからいったいどんな生ものを日本に持って帰るんだ?」と疑問に思われる方もおられるはず。毎回イタリアから持って買える生ものベスト3を挙げてみると、順位下から、ハム類、パスタのペースト、チーズとなる。
 今回も関空からミラノへ着くや、ミラノからローマへの私たちが乗るはずだった飛行機が悪天候でもないのにキャンセルされていた。幸い、キャンセルされた飛行機の次の便に乗ってローマへ帰れることができた。預けていた4つの荷物がローマ空港で全部でてきたので、これまたラッキーとしか言いようがない。
 毎回、イタリア、日本間の往復を経験してきてひとつ気がついたことがあった。マッシー(主人)の“日本へ住みたい願望”が増してきているのだ。まあ、私としては黙って見守るしかないのだが、現実を考えると子供たちが成人してマッシーが仕事をリタイヤしてから夫婦で老後を日本で過ごすという可能性は無きにしも非ずである。
 マッシーは、こちらへ戻って翌日からすぐに仕事復帰。そんな中、私たち家族は帰宅から数日が経ったいまも時差ぼけが続いていて、まだ現実対応ができない状態だから、マッシーが、「イタリアではもう生活していけない!」と愚痴る気持ちもよくわかる。
 9月中頃から、私も子供たちの学校の送迎やいろんなことで忙しくなってくる頃、わたしもマッシーに遅れて、「イタリアではもう生活していけない!」と叫びだすのは目に見えているのだが。
 それにしても、日本から帰国してすぐにまた日本に行きたいと言い出す主人。変なイタリア人である。
| makiのイタリア通信 | 18:31 | - | - |
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